終活コンサルタント吉川美津子の終活コラム

生オーケストラと威風堂々で送られた中島啓江さん

生オーケストラと威風堂々で送られた中島啓江さん

生オーケストラと威風堂々で送られた中島啓江さん 2015年2月2日、そこは帝国ホテル3階の富士の間。生のオーケストラの 演奏にフレンチのフルコース、ある人はきらびやかなドレスを、またある人は 豪華な訪問着を身にまとって会場は熱気に包まれていました。そんな華やかな 雰囲気のセレモニーを希望していたのが、前年の11月に亡くなった中島啓江 さんでした。

「私が死んだら、エルガーの威風堂々で送ってね。しみったれたものはやめ てね」という中島さんの遺志どおり、偲ぶ会とはいってもさながらディナーシ ョー風。

偲ぶ会は2部構成となっており、前半は食事と、親しい友人知人からのお別れ の言葉、そして写真やVTRを編集した動画が流されました。開式から1時間 経過後、いよいよショータイムがはじまります。

安田祥子さんが「ふるさと」など数曲を、渡辺真知子さんが「かもめが翔んだ 日」を、小林幸子さんが「おもいで酒」を熱唱し、会場の誰もが引き込まれ たのは言うまでもありません。

中でも一番感慨深かったのは、なんといっても生オーケストラによる演奏と、 VTR出演する中島さんの歌声とがコラボレーションした時でした。オーケス トラの指揮者である坂本和彦氏は「はじめての試み」だと言っていましたが、 長年一緒に活動をしていたからでしょうか、はじめてとは思えない息の合った 演奏と歌声が会場内に響き渡り、特に「アメイジンググレース」や「千の風に なって」などがオーケストラの調べにのって流れた時には、涙を浮かべる人の 姿も見受けられました。

葬儀・告別式やお別れの会で、音楽を利用するケースは非常に多いのですが、 このように生演奏と故人の歌とがコラボレーションした場に居合わせたのは私 もはじめてだったのて、大変感激しました。

さて余談ですが、今回の偲ぶ会は実は会費制。その会費は明らかにされていま せんが、帝国ホテルのホームページから察すると、最低でも○万円くらいはか かりそう。帝国ホテルとはいわなくても、このようなパーティー風のお別れの 会、偲ぶ会などで故人を華やかに送るというスタイルがあってもいいですね。





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